(2)仕様変更における問題
客先からの要望や設計ミスで仕様変更が生じた場合、変更規模によっては費用や工期の見直しが必要となるが、開発グループ間のみの対応で統括リーダーの認識不足が生じると、見直されないままで費用や工期の圧迫を招く危険がある。
また、仕様書の修正を行いその旨と変更内容について、早期に関係先グループへ連絡をとる必要があるが、仕様書の修正漏れや変更箇所・内容が不明確、さらには開発グループへの連絡遅れ等から、受けた側は対応の漏れや遅れが発生する。逆に、連絡した側や統括リーダーも、変更内容について全て対応したのか認識できない等が発生する。